今後の転職市場はどうなる?転職すべきかどうか迷った時に読みたい記事 /2020年5月31日時点

  • 2020年5月31日
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<前置き>※この記事は5月31日時点の情報を執筆しています。不安定な情勢ですので、常に最新の情報を取り入れるようにしてください。

世界各国を巻き込むコロナの影響が、雇用に影響を与え始めています。失業率の上昇・求人倍率の低下がみられ、5月28日に厚生労働省が発表したデータでは、有効求人倍率は1.32倍と2016年3月以来の低水準となりました。今後の転職市場はどうなるのか、また、転職をすべきなのかどうか。そんな疑問にお答えします。

初めに 「有効求人倍率とは?」

有効求人倍率とは、有効求職者数に対する有効求人数の割合で、雇用動向を示す重要指標のひとつです。景気とほぼ一致して動くので、景気動向指数の一致指数となっています。
厚生労働省が全国のハローワークの求職者数、求人数をもとに算出し、「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」で毎月発表しています。有効求人数を有効求職者数で割って算出し、倍率が1を上回れば求職者の数よりも人を探している企業数が多く、下回れば求職者の数の方が多いことを示します。(引用:https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/yu/J0617.html
つまり、有効求人倍率1倍が一つの基準となり、上回れば内定が出やすく、下回れば内定が出にくくなる状態であるという目安として図られます。

有効求人倍率のこれまでの変動は?

有効求人倍率が1.32倍と言われても、あまりピンとこないかもしれません。そこで、過去の有効求人倍率の推移をご紹介します。こちらのサイトに有効求人倍率の推移は掲載されているので、もしもっと詳しくご覧になりたい方は、こちらのHPからご参考ください。(引用:https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0301.html
日本の有効求人倍率は、1988年~1992年までバブルの影響もあり、1倍越えの基準はありましたが、バブル崩壊後、長らく不景気が続き有効求人倍率が1倍を下回る歴史が長くありました。92年以降、1倍を上回ったのは2005年と実に約12年ぶりに有効求人倍率が1倍を上回りました。しかし2008年のリーマンショックを境に再び景気は悪化し、2014年になるまで1倍を下回り続けました。2014年度以降は、アベノミクスの経済対策が功を奏し、徐々に景気回復をし企業が元気になりました。こうした過去の背景などを鑑みると、現状の1.3倍は、2019年が1.6倍と好景気だったことから考えても、低く感じるとは思いますが決して悪い数字ではないのです。しかし、油断ができないというのは事実です。経済対策の専門家は今後、景気後退はリーマンショックの時を超えるのでは?という見解もあるためです。今は、過去と比べると悲観する数字ではないものの、今後に備えて、転職を考えている人は備えていく必要があります。

景気が良い状態と景気が悪い状態の転職市場の違い

景気が良い状況下では、企業はどんどん投資をしようと攻めの経営になります。
・競合他社より優位に立てるよう商品開発や研究開発を進めます
・海外進出や拠点拡大などにも積極的です。
・今後を担う若きリーダーを育てようとします。
上記のように、企業は景気が良い状況下ではどんどん投資を行うため、それに伴い人の採用も合わせて行われるケースが増えるのです。
一方で、景気が悪い状況下では、企業は守りの経営になります。利益が著しく減っている中、固定費(従業員の給料や、設備費用など)は変わりません。企業の経営状態も苦しくなり、一から育てたり採用コストをかけている場合ではなく、現社員を守る為に企業は「コスト削減」に走ります。コスト削減を意識するような守りの経営状態では、欠員補充は会社内の異動で賄うことが多く、新しく外部から採用する企業が減るのはこうした理由です。また、採用数は減っているのにもかかわらず、求職者が同等・もしくは増えることが起きる為、有効求人倍率が下がります。

景気が良い時は「ポテンシャル採用可」景気が悪い時は「即戦力採用」

上記のように、景気が良い時に企業は投資を行い、それに伴う採用が多い為、「未来」を見据えての採用が多くなります。そのため、若手ポテンシャル採用が増え、第二新卒の求人が増えるのもこうした景気下です。多少経験が浅くても、今後を見据え十分に育てていきたい人材として迎え入れることもしばしあるのです。一方で、景気が悪い時は、会社全体が守りの姿勢に入るため、ポテンシャル採用は減ります。中途市場では、「即戦力性」が強く求められるようになるのです。

今転職するのは正しい時期?自分の経歴や状況に合わせて判断しよう

よく求職者の方から、「コロナの影響が出ている今、転職すべきでしょうか?」という質問をいただくことが増えました。結論から申し上げると、「人による」です。そう言われても、結局どうしたら良いの?って思いますよね。もし、転職に迷われている場合は、下記を基準に自分は転職すべきかそうでないかを検討しても良いかもしれません。

基準①…自分が就きたい職業と、経歴は合っているか?(即戦力性はあるか?)
自分が次、どんな仕事に就きたいか。何を叶える転職にしたいのか。(給料アップ・社格アップ、人間関係など)は具体的にイメージできていますでしょうか?まずは、自己分析に加えてなぜ今自分は転職したいのか。何が叶えば転職が成功か。をまずは整理してみましょう。もし自分が挑戦したい仕事が、未経験や経験が足りずにどうしてもチャレンジしたい場合は、早いうちに受験することをお勧めします。
基準②・・・2年後の自分の年齢と、現職で得られる経験を比較する
コロナの影響はいつ終息するかは、現時点誰も読めませんが、リーマンショックから有効求人倍率が復活するまでに約6年かかりました。今、有効求人倍率が悪化傾向にある中、回復するまでに数年の時間がかかることが予想されます。例えば、この先2年、今の会社に居続けられるか?いたときにどうなるか?などを比較してみても良いかもしれません。
基準③・・・仕事探しの緊急性
もし既に、業績が悪化している・仕事をやめていらっしゃる方であれば、いち早くお仕事探しに集中されることをお勧めします。前段でお伝えしているとおり、今後はますます有効求人倍率が下がりライバルの方が多くなる可能性が高い為、少しでも有利な状況で転職活動をすることをお勧めします。もし、転職する必要がないけど、どうしようと思われている方は、改めてなぜ転職を考えているのか。を改めて考え、上記の基準で一度考えてみても良いと思います。また、もし緊急性がそんなに高くなくても迷いがあるのであれば、
今自分が転職活動をしたら、どこに内定貰えるのだろうか。その条件は、今の会社と比較して良いか。など、実際に転職活動をしてみることをお勧めします。

終わりに・・・

先行きが不透明な状況なので、今後について不安な方が多いと思います。
転職活動の正解はありませんが、少しでも参考にしていただければ幸いです。
また、転職活動においての不安や進め方に悩みがある方あれば、お気軽にお問い合わせください。

※注意※
5月31日時点の情報及び考察です。最新の情報は、ご自身で調べるようにしてください。

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