【中途採用担当に任命された方必見】求人募集方法の基礎 ~今更聞けないあらゆる手法をご紹介~

はじめに

今回は、初めて人事(中途採用)担当者になったけど、どう募集したら良いかわからない、今までは新卒採用しかしてこなかったけどそろそろ中途採用を検討したいなど、中途採用を今後検討していきたい方向けに、今更聞けない中途採用の求人募集方法や最近のトレンド、それぞれの特徴についても踏まえてご紹介していきます。中途採用の募集に役立てていただければ幸いです。

求人募集の種類について

求人募集の種類についていくつかご紹介させていただきます。まず、大きく無料で求人を募集する方法と、有料で求人を募集する方法があります。

【1】 無料で求人募集をかける
【2】 有料で求人募集をかける

上記のカテゴリを更に細分化すると下記のような種類があります。

【1】 無料で求人募集をする方法
・ハローワーク
・紹介(リファラル採用)
・自社HPでの募集
・indeedなどの検索エンジン(または求人サイト)で無料掲載する
・twitter や instagramなどのSNSから募集をかける

【2】 有料で求人募集をする
・求人広告に掲載をする(リクナビNEXT,Doda,マイナビ転職,@type など)
・紹介会社(エージェント)
・indeedなどの検索エンジンへ有料課金
主には上記のように種類分けされます。まずは、それぞれの意味について解説してきます。

求人広告とは?エージェントとの違いは?

始めによく聞く、求人広告について解説します。求人広告とは、Webサイトや新聞や雑誌、フリーペーパーなどのメディアに自社の求人情報を広告することを指します。(例えば、街中にあるフリーのタウンワークなども求人広告です)紙媒体での求人広告も昔は多くありましたが、最近ではインターネットが普及している関係から、紙媒体とWEBサイトの求人がリンクしたサービスも登場し、WEBサイトでの求人広告を主に検討される方が増えています。

若者向けやITリテラシーが高い職種の募集(事務や、IT,営業、など)では、WEBサイトの求人広告、シニア向けや、ITリテラシーがあまり高くない方が多い職種(警備、土木など)では、紙媒体を検討しても良いでしょう。WEBの求人広告では、リクナビNEXT,DODA、マイナビ、@type などが有名です。求人広告は一般的に、掲載料金があらかじめその媒体によって設定されており、掲載枠の大きさや順位、また掲載期間などによって掲載がかかる前料金制をとっていることが多いです。これらは、応募が来る、来ない、採用できた、できないなどに関わらず、「掲載をする」ということでお金が発生します。メリットとしては、その期間に複数の応募があり、複数人面接・何人採用しても価格が一定のため、複数名採用や、応募が集まりやすく何名も面接して判断したい場合には、最適の手法です。

 一方で、エージェントとは、紹介会社を通じて採用する手法です。エージェントでは、リクルートキャリア(現社名:リクルート)、パーソルキャリア(サービス名:DODA)、JACリクルートメントが業界シェアを争っており、その他にもマイナビエージェント、エンエージェントなど複数のエージェントが存在しています。エージェントの大きな特徴は、「成功報酬型」の料金に設定されていることです。求人広告は、掲載をしている期間に対しお金が発生しますが、エージェントは、「採用が決定した」際に初めて料金を支払う形になるので、複数の案件を掲載しても、何人の応募・面接をしても、採用しない限りは、料金がかからない仕組みになっています。また、エージェントに希望の人材のターゲットを伝え、推薦してほしい人材を伝えれば、要件に当てはまらない人材に関しては、エージェント側で書類選考をしてもらえるので、複数応募が集まって書類チェックに追われることの負担が軽減されます。一般的には、採用した方の1年目の想定年収の35%程度が料金として発生します。(例:年収400万円を想定して採用した場合:140万円)。早期退職や入社前に辞退された場合は、返還金の制度もあります。

indeed(求人検索サイト)とは?求人広告との違いは?

最近、CMなどでもよく放映されていて話題になっているindeedについて、求人媒体とは何が違うのか?について解説していきます。Indeedにも求人広告枠として広告掲載枠、無料で掲載できる無料掲載枠として大きく2つの掲載枠があります。

Indeedと求人媒体の大きな違いは、indeedはあくまで「検索エンジン」だということです。Googleの求人に特化したサービスをイメージしてもらえるとわかりやすいです。Indeedではあらゆる求人媒体と連携をしており、indeedで「事務 品川」などで検索をすると、事務・品川の求人が複数検索結果として現れます。リンク先は、「リクナビNEXTやdoda」といった求人媒体から、ハローワークなどの求人、企業のHPなどあらゆる求人情報がヒットします。求職者目線でいうと、あらゆる媒体で検索をかけにいくより、indeedで検索をかけてしまえば、該当するあらゆる職種がまとまって表示されるため、便利な仕様になっています。これらの掲載結果の上位に掲載し、できるだけ求人を見てもらうようにするのが有料掲載であり、求職者が求人をクリックしたときにお金が課金される(クリック単価制)を導入しています(あらかじめ上限設定可能)。

求人媒体との大きな特徴の2つめは、企業の採用HPにも紐づけができることです。そのため、採用HPとindeedをリンクしてしまえば、自社の社員紹介など、文字数や写真の制限なく、自社の魅力をPRできますし、自社で月額費用をコントロールできるため、予算に応じた掲載が可能なのもメリットです。

求人募集方法の特徴・メリット・デメリットについて解説

 前置き長くなりましたが、前段で述べた、求人募集の種類について解説します。

〇無料で求人募集をする方法

・ハローワーク
【特徴】無料で掲載できます。利用者の層としては20歳~60歳代など幅広い世代から利用されています。幅広い世代に利用者がいる、かつ、掲載も無料の為、まずはハローワークの掲載から始めても損はありません。しかし、ハローワークに掲載している企業数も多い為、ライバルが多くターゲットとしている層からなかなか応募が来ないケースも発生します。まずはハローワークで掲載してみて、効果が芳しくない時には、次の手法を検討することをお勧めします。
お勧めの掲載職種:全職種

・紹介(リファラル採用)
今いる社員から、求職者を紹介してもらうリファラル採用です。メリットとしては、応募からの採用率が高いこと、採用コストが抑えられることがメリットです。
実際に働いている人からの紹介の為、会社の内部事情なども知った上で応募してくれる為、興味関心がもともと高く、採用に至りやすく、また掲載課金も発生せず、紹介成功した場合でも自社で、紹介してくれた方への謝礼金などを設定できる為、コストをコントロールしやすいです。社員紹介してくれた方に〇万円といった、謝礼金を設定すると紹介数も上がります。また、入社前に聞いていた内容との大きなギャップというのも比較的少ないのがこの手法の特徴です。
おすすめの職種:全職種

・自社HPでの募集
・indeedなどの検索エンジン(または求人サイト)で無料掲載する
自社のHPなどに求人を掲載して募集する方法です。最近ではindeedといった検索エンジンと自社のHPをリンクして閲覧数を増やすことができますし、自社の採用HPも簡易なものであれば、無料で作成できるツールも増えています。まずは簡単に自社の採用HPを作成してみて、応募状況を確認してみるところから始めてみても良いかもしれません。
 この手法で特に応募が集まりやすいのは、大学や公務員などの一定人気のある業界や、東証一部上場企業などの一般的に有名・知名度ある企業は、採用サイトに募集がないか探されるケースも多い為、成功しやすいです。Indeedの無料掲載では、ニッチな職種(競合求人が少ない企業)や知名度のある企業では採用成功しやすいです。一度無料掲載をしてみて、閲覧数などが芳しくない場合は、有料課金を検討したりしても良いでしょう。また、採用HPの作成についても、閲覧者の傾向をしっかりと分析して、求職者にとって必要な情報はしっかり乗せられているか、見やすいか、などPDCAをしっかり回すことで、採用コストをぐっと下げることができます。そのため、運用の初めは、自社だけで運用するよりも、コンサル会社を入れて、PDCAを回すことをお勧めします。

・twitter や instagramなどのSNSから募集をかける
こちらは無料で掲載できる方法です。フォロワー数が多い企業であれば、試してみても良い手法です。

〇有料で求人募集をする方法

・求人広告に掲載をする(リクナビNEXT,Doda,マイナビ転職,@type など)
 ハローワークなど無料の掲載方法で応募や採用が芳しくない時に、まず試してみたい王道の手法です。利用者数も多く、特殊な職種や、年間休日や給料が著しく競合他社に劣っていなければ比較的応募が集まりやすい手法です。媒体によって掲載方法や得意・不得意分野がありますし、場合によっては掲載料金キャンペーンなども行っているので、見積もりを取ってみて検討するのが良いでしょう。デメリットとしては、採用できなくても掲載料金がかかることと、応募が多数集まった場合、書類選考や日程調整などの工数がかかることはデメリットといえるでしょう。

・紹介会社(エージェント)
求人広告でもなかなか応募が集まらなかったり、想定のターゲットと巡り合えない場合は、検討しても良い手法です。採用料金は100万円近くと安くはないですが、経験スキルが豊富な人材の登録も多く、他の媒体ではなかなか巡り合えない資格保有者や、経験者が登録されている場合もあります。採用するまでお金はかからない為、求人広告と一緒に利用をしてみるのもお勧めです。また、面接調整や書類選考、求人票作成など、採用における手間を省くことができるのもメリットといえるでしょう。

・indeedなどの検索エンジンへ有料課金
こちらは、自社の採用サイトを作成し、indeedと紐づけて、採用する手法です。前述のとおり、自社採用サイトへの紐づけが可能で、検索されたときに表示されやすいよな有料枠のことです。求人がクリックされたときに発生するクリック課金制で、あらかじめの月額費用の設定も可能です。自社サイトへ誘導するだけでなく、その後のサイト内での求職者の動きを分析し改善することで効果を高めることができるので、運用はじめはコンサル会社を導入することをお勧めします。

求人募集においては、正しいターゲット設定(ペルソナ立て)も大事

これまで求人募集の方法について述べてきました。様々な募集の方法がありますが、まずは採用したいターゲットのペルソナ立ても大事です。このペルソナがしっかり市場と合っていないとどの手法で募集をかけてもお金がかかるばかりで、採用の成功が上手くいきません。ペルソナとは具体的には、何歳くらいの方か、どれくらいの経験や資格を持っている人か、現年収はどれくらいの人を狙うか、といった人物イメージです。

例えば、即戦力の人が欲しいと、該当職種の経験10年の方が欲しい!と思っても、他社は800万円の年収提示の求人を出しているのに、自社は300万円・・・。といった具合に、競合とあまりにも乖離がある場合は採用が苦戦します。今回の場合は非常に極端な例ですが、自社の提示できる年収や、組織構成、競合との差別化を図った時に、未経験や微経験の人をとって育成するのか、年収などを上げて、経験者をとるのかといった具合にペルソナを調整していくことは非常に重要です。そのため、採用したいペルソナや競合の情報を、エージェント会社や求人会社から集め、まずはどういうペルソナで採用をするか大枠を決めましょう。 その後、そのぺルソナに適した募集方法は何か。といったことを、検討していくと採用成功がしやすいといえます。

まとめ:採用手法や、採用の効果を上げたいならご相談ください

いかがでしたでしょうか。様々な採用手法についてご紹介してきました。採用成功の為には適切なペルソナ立て、適切な募集方法などの選定が必須になってきます。また応募効果を高め、採用コストを下げる為にもプロの力を借りてみるのは一つの手です。ジョブプロジェクトでは、こうした企業様の採用コストを下げた採用成功の支援が得意です。気になった方はお気軽にお問合せください。

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