増加するリモハラ対策について~人事が取り組むべきこと~

  • 2021年2月28日
  • 2021年2月28日
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新型コロナウィルスの影響で、在宅勤務のスタイルが定着してきた企業も増えてきました。リモート勤務が定着する中、問題となっているのがリモハラと言われる、リモートハラスメントです。このコロナ禍ならではのハラスメントではありますが、人事としては慎重に対策をし、社員にもリモハラに対する注意喚起をしていく必要があります。
 今日は、リモハラをテーマに、企業がとるべき対策方法などをご紹介していきます。

そもそもリモハラとは?具体例などをご紹介

リモハラとは、リモートハラスメント=リモハラと言われる新しいハラスメントです。
リモート上で、セクハラと捉えらえる発言や、パワハラだと捉えられる発言をリモハラと言います。何気ない発言だったとしても、相手が不快に感じるとそれはハラスメントとされます。では、どのような例がリモハラに当たるのでしょうか?ご紹介します。

【パワハラのような行為】
・常にWEBカメラなどを設置するように要求し、監視をする
・仕事をさぼっているのではと決めつけて叱る
・業務時間外での執拗な連絡や、返信の強要
・残業申請を認めない
・子供の声なんとかしろよと怒鳴る

【セクハラのような行為】
・化粧や服装など身だしなみのことについて触れる
(あれ、今日いつもと感じ違うね?みたいなライトなものでも不快に感じる方もいます)
・部屋や家具などのインテリアなどに触れる
・全身を映すように強要する
・自宅の場所を聞いたり、家族構成や恋人の有無・同居人などについて聞いたりする

このような例が、リモハラに該当される例です。
特に、部屋の様子などはコミュニケーションの一環で、「オシャレな部屋だね」などと、何気なく言ってしまいそうな事例があり、加害者や被害者になりやすいのがリモハラの特徴ともいえます。どういうケースがリモハラに該当する可能性があるかを共有しながら、社員の意識づけを図っていく必要があります。

リモハラ防止のための施策

・リモートワークにおけるルールの明確化
社内でリモートワークにおけるルールなどを明確化しておきましょう。業務報告が必要なタイミングや、離席時のルール、カメラの使用タイミング、業務外の飲み会など、会社である程度ルールづくりを行い、社員の行動基準を定めていきましょう。ルールを定め、守るべき規律を明確化することで防げるトラブルもあります。また、就業規則もリモート勤務における規律を盛り込んでおくことをお勧めします。

・リモートハラスメントの周知・啓発
就業規則の社内周知に加えて、リモートハラスメントの啓発セミナーや研修・勉強会の実施なども忘れずに周知をすることが重要です。全従業員に行うことで、全社的にハラスメントの認識・理解を深めることができます。

・相談窓口の設置
既に、ハラスメント対策の相談窓口を設置してる企業もあると主マスが、改めてハラスメントの相談窓口を設置や周知を行い、従業員全員に周知すると良いでしょう。相談窓口では、相談者が不利益にならないように慎重に対応を進めていきましょう。

被害者にならないための対策

人事として、取り組んでいくべきことについて言及してきました。今後は、自分が被害者にならないための対策を記載していきます。少し気を付けることで、モラハラを抑制することができるかもしれません。

・服装や身だしなみを整える
・仕事場所の背景に私生活に関するものを映さない
(zoomやチームスなども、後ろの背景を変える設定ができたりします。)
・業務中、離席をするときには画面を非表示にする
・可能であれば、必要時以外はカメラをオフにする
・テレビ会議や打ち合わせを行う場合、自分が発言するとき以外はミュートにして、必要以上の音声情報を与えない
・業務中に同居家族の生活音(子どもの声など)が入る場合は上司に対して事前に事情を説明しておく
・リモート飲み会も事前に退出時間を伝えるなど、抜ける旨を伝えておく

加害者にならないための対策

・リモハラの事例を知っておく
・必要以上に業務と関係のないことに口出しをしない・干渉をしない
・個人的な誘いについても十分配慮する
・リモート飲み会なども時間帯に気を付けたり、抜けたりすることができるように配慮する
など十分に配慮するように気を付けましょう。また特に管理職であれば、どういう時にリモートで不便を感じるか、不快におもったことなどないかといった従業員の声を普段から聞き、対策などを打っていくのも重要です。
 もし、リモハラに関する相談を受けた場合は、プライバシーに十分配慮しつつ、再発防止のために起こった事例などについて、社内共有を行い、再発防止に努めていくことが重要です。

いかがでしたでしょうか?述べさせていただいた事例などを見ても、意外なリモハラ事例もあったのではないでしょうか?リモートでコミュニケ‐ションの在り方が多様している今だからこそ気を付けるべきことが増えます。一人一人意識を高め、社員が快適に働ける環境づくりを行っていきましょう。

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