【注目職種】高度な専門職 知的財産という仕事について /解説

  • 2020年9月30日
  • 2020年9月30日
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はじめに

高度な専門職の一つといわれる知的財産・いわゆる知財といわれるお仕事があります。
簡単に例えると、自社独自の技術や、キャッチフレーズなどについて、競合他社などにとられないよう、
自社のものとして権利化し、守っていく。お仕事とお伝えするとイメージがつきやすいかもしれません。

主に、新しい技術などを開発する製造業を中心として存在する職種です。高度な知識・技術が必要とされているので、
誰もが簡単になれる仕事ではなく、専門性の高い仕事の一つと言われています。今回は、知的財産のお仕事について解説をしていきます。

知財のニーズ 有効倍率

近年、知財の有効求人倍率とは年々高くなっており、注目の求人といわれています。
参考データは、2年ほど前のデータですが、リクルートキャリアが発表している求人倍率によると、
知財を含む法務職の求人倍率は、2014年4月は0.78倍と1倍を下回る水準だったところが、その後年を追うごとに求人数が拡大。
2018年4月には1倍を大きく上回り、1.73倍という数字になっています。2020年現在もその傾向は変わりません。
このように知財の経験者は重宝されるキャリアです。採用を検討される際も人気の職種と捉えターゲットを考えていく必要があります。

知財のお仕事について

ここでは、知財のお仕事について解説していきます。
冒頭で述べたとおり、自社の技術や発明を自分たちの権利として届出をし、法律の下に保護をしていくというのが知的財産のお仕事です。
私たちも「著作権」はよく耳にしますよね。著作権も、作者の権利を保護するものです。
その他に「特許権」や「商標権」などがあります。主にメーカーなどで知財のポジションは存在します。

知財の仕事の流れ

では、具体的にはどのような仕事をしているのかここで解説をしていきます。具体的仕事内容では、

・発明の発掘
・特許明細書作成
・中間処理(拒絶理由通知対応)
・出願や権利維持のための事務手続き
・他社からの特許侵害警告や訴訟への対応
・知財のライセンス契約
・他社特許の調査、分析
・特許侵害の監視、分析
・意匠・商標の出願、権利化
・ブランド管理
・知財戦略(取組方針の策定)

などです。

知的財産の仕事のほとんどが特許権利業務です。

発明発掘 / 出願 / 中間処理

権利化の業務を大きく分類すると上記のものになります。

流れとしては、特許権利申請をするために、まずは、特許になり得る発明を発掘する必要がある為、研究結果を基に、
どの部分を権利化できるかを発掘するため、先行文献調査を行い、すでに権利化されている部分はどこかということを調査します。

そして、研究者とコミュニケーションをとりながら、権利化できる部分を探っていきます。
これが発明発掘といわれる仕事です。

そうして、次は特許事務所とやりとりをしながら、申請のために明細書を作成します。問題なければ、特許庁へ申請を行います。
特許庁からは、何かしらの拒絶理由が返却されることが大半のため、送られてきた拒絶理由を基に、
特許事務所や研究者たちとコミュニケーションをとりながら拒絶理由を解消できるよう、補正書や意見書を提出して、
徐々につぶし込をしていきます。そうして、すべての拒絶理由をクリアになれば特許権が習得できます。
このように、拒絶理由を解消していく仕事を、中間処理です。

特許以外にもライセンス契約・特許侵害の監視・分析などがあり、法務的役割を担います。

知財になるには

上記の仕事イメージからわかるとおり、大前提、保護する対象の技術に関して詳しくある必要があります。
研究者の文献調査をしたり、どういう技術を保護するかを検討する為の理解力が必要になります。

そのため、大前提、メーカーの特許の方であれば、理系のバックグラウンドが必要と言われています。
機電系・化学系・バイオ系など、同じ知財といっても、所属業界によって理解すべき技術が異なりますので、
業界が変われば太刀打ちできないといったことが起こりえます。

知財の仕事に就く場合には、基本的には理系の知識があるとないのとでは就職難易度が全然違うと言われています。
また文系出身の知財となると、著作権や商標・意匠などがあたり、エンタメ業界やWEB系・パチンコ業界などに該当します。

理系の知財と比べるとポジションが少ないのが特徴です。
また、外国出願の対応なども含まれる為、英語ができると、また対応幅が広がり就職に有利となります。

知財業務に関する業務に関する国家資格が、弁理士といわれる資格です。
弁理士の資格は、難易度が高く、令和元年の合格率は8.1%、平均受験回数は4回と、
なかなか1回目での合格は難しい資格です。難易度の高い、資格だからこそ弁理士の資格を保有することで、就職に有利になるといえます。

合格率の内訳率をみていると、理工系の合格率が78.6%と、理系の合格率が高い資格です。

知財の大変さ

知財の仕事の大変さについてもお伝えします。上記の仕事内容を理解すれば、難しそう、、、というイメージを持つかもしれません。
知財のお仕事については、専門的な知識・かつ幅広い知識が必要な為、様々なことを勉強する必要があります。

また、海外とのかかわりがあれば、ただでさえ、難しい技術のことを英語にして理解する必要があるなど、より高度になります。
また、研究者など専門性高い方とコミュニケーションをとるため、深いところまで理解する必要があり、大変な部分です。

逆に、勉強が好きで知識のインプットが苦痛でない方であれば、面白いお仕事になるともいえます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、転職市場で需要が伸びている知的財産のお仕事についてご紹介しました。採用活動や転職活動のお役に立てると幸いです。

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